豊栄荘のむかし・むかし

雉子亭 豊栄荘を創業した豊永権二はたいへんにサービス精神旺盛で大胆な発想の持ち主でした。満州出身の豊永は雉子が美味であることを知っておりました。そこで飛騨から築350年の合掌造りを移築し、武者小路実篤先生命にて「雉子亭」と名づけ、対岸の湯坂山で飼育された3000羽の雉子を使用した雉子料理でお客様をもてなしていました。